こんにちは。プロフィール株式会社の浅見です。
こちらのルームでは、住宅業界の皆様にとって有益なLINE活用の方法やデジタルマーケティングのポイントやコツについて、お伝えしていきます。

住宅会社の集客で、こんなお悩みはありませんか?
「ホームページから問い合わせがなかなか増えない…」
「見学会には来てくれたけれど、その後のフォロー方法が分からない…」
このようなお悩みを抱えている工務店様は少なくありません。
家づくりは、お客様が検討を始めてから契約まで数カ月、時には1年以上かかることもあります。
そのため、一度接点を持ったお客様と継続的にコミュニケーションを取る仕組みがなければ、検討途中で他社へ流れてしまうケースも少なくありません。
そこで今、多くの工務店が取り組み始めているのが「LINE公式アカウント」の活用です。
LINEは、お客様が普段から利用している身近なツールだからこそ、情報発信やイベント案内、個別相談などを通じて、自然な形で関係性を築くことができます。
私たちは、これまで住宅会社・工務店をはじめとした中小企業のLINE運用を350社以上支援してきました。
その経験から感じるのは、検討期間が長く、限られた人数で営業・集客を行う工務店ほど、LINEの活用効果が大きいということです。
この記事では、工務店がLINE公式アカウントを活用して問い合わせを増やすためのポイントを、導入方法から友だちを増やす導線設計、そして成果が出ない会社に共通する失敗例まで、分かりやすく解説します。
LINE活用で成果が出る会社・出ない会社の違いとは?
同じLINE公式アカウントを導入していても、問い合わせや来場予約につながる工務店と、思うような成果が出ない工務店があります。
その違いは、LINEを「連絡手段」として使うか、「見込み客との関係を育てるツール」として活用するかにあります。
これまで350社以上のLINE運用をご支援してきた中で見えてきた、成果を左右するポイントをご紹介します。
■成功している工務店は「LINEの友だち」を資産として考えている
成果を上げている工務店では、LINEの友だちを単なる登録者ではなく、「これから家づくりを検討する大切な見込み客」と捉えています。
一度イベントや見学会で接点を持ったお客様をLINEへご案内し、その後も施工事例や家づくりの情報、イベント案内などを定期的に配信することで、自然と関係性を築いています。
家づくりは検討期間が長いからこそ、「今すぐ契約」ではなく、「相談したいと思ったときに思い出してもらえる存在」であることが重要です。
友だちが増えるほど、自社で情報を届けられるお客様も増え、広告だけに頼らない集客の仕組みをつくることができます。

■「見学会 × LINE」で継続的な接点をつくる
工務店にとって特に効果的なのが、「見学会」とLINEを組み合わせる運用です。
従来は、広告を出して見学会に来場していただくことが目的になりがちでした。
しかし、来場時にLINEへ登録していただくことで、その後も継続的に情報を届けることができます。
見学会ですぐに家づくりを決める方は多くありません。
だからこそ、LINEで関係性を維持しながら、次回のイベントや施工事例、補助金情報などを届けることで、将来的な問い合わせやご契約につながる可能性が高まります。
LINE運用で成果が出ない工務店によくある3つのパターン
一方で、「LINEを導入したものの、ほとんど活用できていない」というケースも少なくありません。
代表的な例をご紹介します。
① アカウントを作っただけで運用していない
あいさつメッセージやリッチメニューが設定されておらず、友だち登録後の導線が整っていないケースです。
LINEは開設することが目的ではなく、登録後のコミュニケーション設計が重要です。
② 配信頻度が適切ではない
配信回数が多すぎるとブロックにつながり、逆に少なすぎると存在を忘れられてしまいます。
目安としては、週1回程度の配信を継続することで、お客様との接点を維持しやすくなります。
③ すべての友だちに同じ内容を配信している
新築を検討している方と、リフォームを検討している方では、知りたい情報が異なります。
すべての方へ同じ内容を配信してしまうと、興味のない情報が増え、ブロックされる原因にもなります。
LINEではタグやセグメント配信を活用し、お客様の興味・関心に合わせて情報を届けることが成果につながります。
工務店がLINE公式アカウントを導入する5つのメリット
では、LINE公式アカウントを導入すると、工務店にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
家づくりは、お客様が情報収集を始めてから契約まで長い時間がかかる商材です。そのため、一度接点を持ったお客様との関係を継続できるかどうかが、問い合わせや契約数に大きく影響します。
ここでは、特に工務店で効果を実感しやすい5つのメリットをご紹介します。
① 検討中のお客様との関係を継続できる
家づくりを検討しているお客様は、すぐに契約するとは限りません。
施工事例やイベント情報、お客様の声などをLINEで定期的に配信することで、検討期間中も継続して接点を持つことができます。
その結果、家づくりを本格的に考え始めたタイミングで、「まず相談したい工務店」として思い出してもらいやすくなります。
② 問い合わせのハードルを下げられる
電話やメールフォームは、「問い合わせをする」という心理的なハードルがあります。
一方、LINEであれば普段のメッセージと同じ感覚で質問できるため、
- 「土地探しも相談できますか?」
- 「見学会について少し聞きたいです。」
といった気軽なお問い合わせが増えやすくなります。
これまで取りこぼしていた検討初期のお客様との接点づくりにも効果的です。
③ 営業時間外でもお客様対応ができる
LINEでは、自動応答やステップ配信を活用することで、営業時間外でもお客様へ案内を行うことができます。
現場対応や打ち合わせで忙しい工務店でも、資料請求や見学会予約の案内を自動化できるため、対応漏れを防ぎながら業務負担を軽減できます。
少人数で運営している工務店ほど、大きなメリットを感じられる機能です。
④ 広告だけに頼らない集客の仕組みをつくれる
チラシやWeb広告は、出稿を止めると集客も止まってしまいます。
しかし、LINEの友だちは一度登録していただければ、継続的に情報を届けられる貴重な資産になります。
イベントや完成見学会の案内、新しい施工事例などを必要なタイミングで配信できるため、広告費だけに頼らない集客の仕組みを構築できます。
⑤ お客様に合わせた情報発信ができる
LINEでは、お客様の興味や状況に応じて情報を届けることができます。
例えば、
- 新築を検討している方
- リフォームを検討している方
- 見学会に参加した方
など、それぞれに合わせた配信を行うことで、必要な情報だけを届けられるようになります。
一斉配信よりも反応率が高まり、お客様にとっても価値のある情報提供につながります。

押さえておきたいLINE公式アカウントの主要機能5選
LINE公式アカウントにはさまざまな機能がありますが、すべてを使いこなす必要はありません。
まずは、工務店の集客や顧客フォローに役立つ5つの機能を活用することが重要です。
それぞれの特徴と活用方法をご紹介します。
① ステップ配信|検討中のお客様との関係を自動で育てる
ステップ配信とは、友だち追加をきっかけに、あらかじめ設定したメッセージを自動で配信する機能です。
例えば、
- 登録翌日:施工事例のご紹介
- 3日後:お客様の声
- 7日後:家づくりへのこだわり
- 14日後:見学会・無料相談会のご案内
といった流れを設定しておくことで、お客様との接点を継続できます。
家づくりは検討期間が長いため、「忘れられない工務店」になるための仕組みとして非常に効果的です。
② リッチメニュー|LINEの中に「もう一つの窓口」をつくる
リッチメニューは、トーク画面の下部に常時表示されるメニューです。
ホームページへアクセスしなくても、お客様が必要な情報へすぐにたどり着けるため、利便性が大きく向上します。
工務店では、次のような項目を設置するケースが多くあります。
- 完成見学会・イベント予約
- 無料相談
- 施工事例
- ホームページ
- 資料請求
お客様が迷わず行動できる導線をつくることが、問い合わせや来場予約につながります。
③ チャット機能|気軽に相談できる窓口をつくる
LINEのチャット機能は、お客様が気軽に相談できる窓口として活用できます。
電話やメールでは問い合わせをためらう方でも、
「土地探しから相談できますか?」
「見学会の持ち物を教えてください。」
など、小さな疑問を気軽に送っていただけます。
こうしたやり取りを重ねることで、お客様との信頼関係を築きやすくなるのもLINEならではのメリットです。
④ セグメント配信|お客様に合った情報だけを届ける
LINEでは、お客様の興味や状況に応じて配信内容を変えることができます。
例えば、
- 新築を検討している方
- リフォームを検討している方
- 見学会へ参加した方
- 資料請求をした方
など、それぞれに合わせた情報を届けることで、配信内容への関心が高まり、問い合わせや来場予約につながりやすくなります。
Lステップやエルメなどの拡張ツールを活用すれば、タグ管理や自動配信など、より細かな運用も可能です。
⑤ あいさつメッセージ|第一印象を決める大切な機能
友だち追加直後に自動で送信される「あいさつメッセージ」は、お客様が最初に目にするメッセージです。
単に「ご登録ありがとうございます。」だけで終わらせるのではなく、
- 会社の特徴
- 家づくりへの想い
- 施工事例やホームページへのご案内
- 資料請求や見学会予約への導線
- 友だち登録特典
などを盛り込むことで、お客様に安心感を持っていただき、次の行動につなげることができます。
まずは5つの機能を活用することが成功への第一歩
LINE公式アカウントには多くの機能がありますが、最初からすべてを使いこなす必要はありません。
まずは、
- ステップ配信
- リッチメニュー
- チャット機能
- セグメント配信
- あいさつメッセージ
この5つを整えるだけでも、お客様との接点づくりや問い合わせの増加につながります。
工務店の集客では、「一度つながったお客様との関係を継続すること」が重要です。LINE公式アカウントを上手に活用し、長期的な信頼関係を築いていきましょう。

LINE公式アカウントで問い合わせを増やす4ステップ
LINE公式アカウントは、開設しただけでは問い合わせは増えません。
成果につなげるためには、「設計」「集客」「運用」「改善」の流れを意識しながら運用することが重要です。
ここでは、多くの工務店で成果につながっている基本的な4つのステップをご紹介します。
STEP1 LINE公式アカウントを開設し、基本情報を整える
まずはLINE公式アカウントを開設し、運用の土台をつくります。
設定しておきたい項目は次のとおりです。
- LINE Business IDの取得
- 認証済みアカウントの申請
- プロフィール画像・カバー画像の設定
- 会社情報・営業時間の登録
プロフィールは、お客様が最初に目にする情報です。
施工事例や外観写真、会社のロゴなどを活用し、安心感が伝わるデザインにしましょう。
STEP2 問い合わせにつながる導線を整える
アカウントを開設したら、お客様がスムーズに行動できるよう、基本機能を設定します。
例えば、
- あいさつメッセージ
- リッチメニュー
- ステップ配信
- 自動応答メッセージ
などです。
これらを最初にしっかり設計しておくことで、問い合わせや見学会予約につながりやすくなります。
STEP3 友だち登録してもらう仕組みをつくる
どれだけLINEを整えても、友だちが増えなければ成果にはつながりません。
そのため、さまざまな接点でLINE登録を促すことが重要です。
例えば、
- 完成見学会・イベント会場
- ホームページ
- Instagram・YouTubeなどのSNS
- チラシや名刺
- LINE広告やSNS広告
など、複数の導線を用意することで、友だち登録の機会を増やすことができます。
STEP4 情報発信と改善を継続する
友だちが増えたら、定期的な情報発信を行い、お客様との関係を育てていきます。
施工事例やイベント情報、家づくりに役立つ情報などを継続して届けることで、問い合わせや来場予約につながりやすくなります。
また、
- 配信の開封率
- ボタンのタップ数
- 問い合わせ件数
などを確認しながら改善を重ねることで、より成果の出るLINE運用へとつながります。
多くの工務店がつまずくのは「友だちを増やす仕組みづくり」
LINE公式アカウントを開設したものの、
「友だち登録が増えない」
「配信する相手が少ない」
という課題を抱える工務店は少なくありません。
実際には、LINEそのものではなく、友だち登録までの導線設計が成果を左右する大きなポイントです。
次の章では、工務店が実践しやすいLINE友だちを増やす具体的な方法について詳しくご紹介します。
LINE友だちを増やすための5つの動線
LINE公式アカウントで成果を出すためには、まず「友だち」を増やすことが欠かせません。
どれだけ魅力的な情報を配信しても、友だちが少なければ問い合わせや来場予約にはつながりにくくなります。
ここでは、工務店が取り組みやすく、効果が期待できる5つの方法をご紹介します。
① 見学会・モデルハウスでLINE登録を案内する
もっとも効果的なのが、完成見学会やモデルハウス来場時にLINE登録をご案内する方法です。
見学会に来場される方は、家づくりへの関心が高く、将来のお客様になる可能性が高い層です。
その場でLINEに登録していただくことで、見学会終了後も継続して情報を届けることができます。
登録を促す際は、
- 施工事例集プレゼント
- 間取り集プレゼント
- 家づくりガイドプレゼント
- イベント情報を優先案内
など、登録するメリットを用意すると反応率が高まります。
② ホームページにLINE登録への導線を設置する
ホームページを訪れる方は、すでに住宅会社を比較・検討しているケースが多くあります。
そのため、ホームページからLINEへ誘導することで、見込み客との接点を増やすことができます。
設置場所としておすすめなのは、
- トップページ
- 資料請求ページ
- 完成見学会ページ
- ブログ記事の下部
- お問い合わせページ
など、お客様の目に留まりやすい場所です。
「LINEで家づくり相談受付中」や「友だち追加で資料プレゼント」といった案内を添えることで、登録につながりやすくなります。
③ InstagramやYouTubeからLINEへ誘導する
InstagramやYouTubeなどのSNSを運用している場合は、LINEへの導線も忘れずに設置しましょう。
例えば、
- プロフィールにLINE登録URLを掲載する
- ストーリーズでLINE登録を案内する
- 投稿やリールで登録特典を紹介する
- YouTubeの概要欄へリンクを掲載する
など、日頃からLINE登録を促すことで、SNSのフォロワーを見込み客へとつなげることができます。
④ LINE広告やSNS広告を活用する
短期間で友だちを増やしたい場合は、広告を活用する方法も効果的です。
例えば、
- LINE友だち追加広告
- Instagram広告
- Facebook広告
などを利用することで、地域や年齢、興味・関心に合わせてターゲットへアプローチできます。
特に、完成見学会やイベントの開催前など、短期間で集客したいタイミングにおすすめです。
⑤ チラシ・名刺・現場看板にもQRコードを掲載する
オフラインでの接点も、LINE登録の大切な機会です。
例えば、
- チラシ
- 名刺
- 現場看板
- イベントポスター
- ショールーム内のPOP
などにQRコードを掲載することで、いつでも気軽にLINEへ登録していただけます。
すでに使用している販促物にも取り入れやすいため、すぐに始められる方法の一つです。
複数の導線を組み合わせることが成功のポイント
LINEの友だちを増やすためには、一つの方法だけに頼らないことが重要です。
例えば、
- 見学会・モデルハウス
- ホームページ
- LINE広告
- チラシや名刺
など、オンライン・オフラインの両方からLINEへ誘導することで、安定して友だちを増やせるようになります。
また、友だち登録をお願いする際は、「登録するとどんなメリットがあるのか」を明確に伝えることも大切です。
施工事例集や家づくりガイドのプレゼント、イベントの先行案内など、お客様にとって魅力的な特典を用意することで、登録率の向上につながります。

まとめ|住宅会社の集客にはLINE公式アカウントの活用がおすすめ
工務店では、お客様の検討期間が長く、一度の接点だけで契約につながるケースは多くありません。
そのため、見学会や資料請求などでつながったお客様と継続的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくことが重要です。
LINE公式アカウントを活用すれば、
- 検討中のお客様との接点を継続できる
- 問い合わせのハードルを下げられる
- 営業時間外でも自動で対応できる
- お客様に合わせた情報発信ができる
- 広告だけに頼らない集客の仕組みをつくれる
といったメリットが期待できます。
また、あいさつメッセージやリッチメニュー、ステップ配信などを活用し、ホームページやInstagram、見学会など複数の導線からLINE登録へつなげることで、将来の問い合わせや来場予約につながる「見込み客との接点」を積み重ねていくことができます。
LINE公式アカウントは、単なる情報発信ツールではなく、お客様との関係を育てるための大切なコミュニケーションツールです。
「これからLINE公式アカウントを始めたい」
「運用しているものの、思うような成果が出ていない」
そのようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
プロフィール株式会社では、住宅業界を中心に、LINE公式アカウントの構築から運用、仕組みづくりまでサポートしております。
貴社に合ったLINE活用方法をご提案いたします。
自社に合った「LINE活用方法が分からない」「運用できるか不安」という方は、当社の無料相談をご利用ください。

